「ボケて(認知症になって)、周りに迷惑かけたくない」
そう思っている人は多くいます。
かくある私もその一人です。
そして身近な人…
つれあい(夫または妻)であったり、両親であったり、兄弟であったり…
ちゃんと話せて、自分で何でもできていた時を知っていると、本当に悲しくなります。
認知症も種類があります。
”4大認知症”と言われ、
①アルツハイマー型認知症…女性の発症率が高いと言われています。物忘れ・被害妄想・暴言・暴力・徘徊などに発展する可能性もあります。時間や場所がわからなくなる障害が出てきやすい。
②脳血管性認知症…男性の発症率が高いと言われています。生活習慣病の問題が一因と言われています。物忘れから始まり、感情をコントロールできなくなることが多いです。「まだら認知症」とも呼ばれています。
③レビー小体型認知症…幻視・妄想・うつ症状などを伴う認知症です。妄想もあり、時には攻撃的になったりもします。また睡眠障害を伴う人もいます。
④前頭側頭型認知症…身だしなみに気遣わなくなったり、同じ言動を繰り返す、罪悪感が亡くなることもあり時には犯罪を起こしてしまうこともあります。段々、精神状態が不意安定になっていき、異常行動を繰り返すこともあります。
…こんな風に、似ているようでそれぞれに対応が違うものです。
家族や周囲の人だけでの問題解決はかなり難しくなってくると思います。
うちの施設でもそうです。
ご家族としては「みてやりたい」…でも仕事もしないと…
本人も苦しいと思うんです。
もちろんご家族も…。
施設での生活状況や状態など、私ちが知り得ることは情報提供します。
一緒に考えて、行動していきましょう☺️
私たちも利用者さんとご家族の穏やかな顔が見たいだけなんです☺️