数週間前のこと。
澄海の里(ちょうかいのさと)で一人の利用者さんをお見送りしました。
”看取り”です。
「家で死にたい」
多くの人が思うことだと思います。
実際のところ、病院や診療所で人生の最期を迎える人は約8割。
自宅で最期を迎える人の割合は約1.5割。
施設で最期を迎える人の割合は約1割に満たないそうです。
残されていく人にとって「家族が亡くなる」は特別なことです。
が、私たち人間にとっては『必ず 訪れる出来事』でもあります。
人生の最期をどう迎えるか…
元気なうちにはなかなか考えられないですよね。
今回は、ご家族やケアマネージャーさんともしっかりとお話しすることができました。
「いつもの場所で…」
とのことで、いつも一緒に過ごしているお仲間が時々見舞うことができる環境で最期を迎えることができました。
どれが最良なのかはわかりません。
が、ご本人もご家族も穏やかな時間を過ごすことができるよう、不安を少しでも取り除くことに注力しました。
ご協力いただいた皆さんに、感謝します☺