少し前のこと。
タレントのYOUさんが親御さんに「介護に手数が必要になったら施設に入ってもらうね」
と話したことをネットニュースで知りました。
当施設は”在宅介護”の分野です。
お家で介護される方がご利用される施設になります。
”入所施設”は『終の棲家』…つまり、人生の最期まで過ごす施設になります。
施設入れるって…と考えたりしますよね。
「人生最期まで自宅で過ごしたい」と希望される人は50％程と言われています。
（統計を取り始めてからの数字になります）
では…「希望通り、自宅で過ごすことができた人」は10～13％程度だそうです。
この数字をどう見るかは、それぞれの考え方になるとは思います。
が、私は「結構 多くの方が希望通りに過ごせたなぁ～」という感想です。
家で過ごせるのは確かにうれしですよね。
ただ、状況によっては「辛くなる」こともあります。
御家族の仕事の状況や環境によっても異なります。
例えば…
「家を建てる」のは大工さんにお願いします。
「米・野菜を作る」のは農家さんにお願いします。
「国を治める」のは政治家に託します。
多くの人はスーパーマン・スーパーウーマンにはなれません。
・知識がない
・時間の工面ができない
・親族間で話ができない
・人手が足りていない
・人間関係に難がある（認知症がかなり重い、発達障害をもっていてコミュニケーションを取ることが苦手、残念ながら家族間で嫌がられているetc…）
上記以外でも理由はあると思います。
できないことは「できる人に頼む」ことで、自分たちの生活を回しつつ親の最期を安心して迎えることができる…
と思っています。
「自宅で過ごしたい」の想いに少しでも寄り添えるように、
またご家族の介護負担を少しでも軽減できるように、
これからも私たちは動いていきます。
「施設へ頼む」は優しさでもあるとも思っています。
後ろめたさを感じることはないんです。
「困った」
「心配がある」等、感じたらどんどんお話してください。
ケアマネージャーさんと共に動いていきます☺